「50億ドルの巨額オファーを断り、故郷を守った男」
この土地には、推定埋蔵量14,000トンという
世界有数のウラン鉱脈が眠っている。
オーストラリア政府が、
ジェフリーが所有する土地を世界遺産委員会への追加登録申請することを受け、
フランスの大手原子力企業であるアレバ社から圧力がかかった。
注:アレバ社は福島の汚染水処理を
言い値で請け負ったハイエナ企業です。
アレバ社は2007年にも、このエリアの長であるジェフリーへ
採掘権と引換えに「50億ドルの巨額オファー」を申し出たが
無下にも断られていた。
アレバ社は数々の姑息な手を打って、
何とかウラン鉱脈を手に入れようと企んだのだが、
世界遺産の追加登録が決定して
アレバ社は数々の姑息な企みも露と消えた。
ジェフリーら一族の30年にも及ぶ主張が支持され、
勝利したのだ!
「彼の偉大なる勇気、
それは世界中のすべての人々への素晴らしい贈り物」
http://tabimag.com/blog/archives/1921
日本の原発を誘致した地域の人達は
甘いオファーに簡単になびき、
愛する故郷も
美しいふるさとも台無しにしてしまった…。
もし、彼らにジェフリーのような『故郷を守る』固い決意があったなら、
こんなことにはならなかったのではないかと・・・。
ジェフリーの守った土地は、それこそ電気も水道もない、
本当に何にもない原野。
そこに住んでいるのは、もちろんジェフリーら一族だけ。
そもそも元から人がほとんど住んでないのだから、
「過疎化」という言葉すら当てはまらない辺鄙な土地です。
買い物しようにも店だってないし、道路だってガタガタの砂利道。
日本人なら2~3日も居たら逃げ出すかもしれません。
本当に何もない。
けれども、
そこには豊かな自然と沢山の恵みがある。
私達は誰しも「(自分が)土地に所有されている=属している」はずなのです。
つまり土地(地球)があってはじめて、
そこで生まれ育ち、そして(自分が)生きているということ。
その土地=故郷に育ててもらったのだから、
守る義務があり、それを子々孫々まで伝える義務がある
今、日本は間違って歩んできた方向=道を
修正しなければならない最後の選択の時なのかも知れません……。
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