Ride to enjoy life.

自分に残された時間には限りがある。キモチの悪い4miniの世界とはオサラバして、カッコいいホンモノのモーターサイクルに乗って美味しいモノを喰いに行き人生を楽しむコトに致しました。

2011年6月19日日曜日

Honeybee






とあるサイトの書き込みより・・・。




東京の下水処理施設での二次汚染、深刻な報道です。

いまや、都内の下水処理施設、
そして恐らくゴミ焼却施設も、放射性廃棄物を扱う施設となってしまいました。
東京に限らず、放射性降下物が一定以上あった地域では、どこでも同じです。

降り積もったセシウムなどは、雨が降れば当然、下水に流れます。
汚泥を分離するということは、
言い換えれば放射性廃棄物を濃縮することでもありますから、
冷静に考えれば二次汚染が発生しない訳がありません。

現状では、ゴミ焼却の方はまだ問題が顕在化していないのかもしれませんが、
灰はゴミを濃縮しているわけですし、
焼却すれば揮発性の放射能をばらまくことは当然。

不覚にも見落としていましたが、下水、ゴミの放射能対策も急がれます。
既に報道によれば、極めて濃厚なホットスポットを作ってしまっているのです。

下水もごみも、汚染されてしまっていることは後戻りできない現実です。
処理施設が放射能を排出してしまえば、二次災害源となってしまいます。
正しく汚染物質をフィルタで漉し取り、
適切に放射性廃棄物として管理できれば、
かなり有効な町の除染施設になるのです。

町中のセシウムを雨水で洗い流し、下水処理場で分別できて、
浄化したものだけを川などに流すのならば、
遅々たる歩みでも、ばらまかれた放射能の回収ができるのです。

どちらを選ぶことが適切なのか、
安全サイドに立てば後者であることは言うまでもありません。

下水処理、ゴミ処理で放射性廃棄物を扱うことになるなど、
今まででは想像もできなかったことですが、
今や避けて通ることができない事実となってしまっています。

早急な対処を取らないと深刻な二次汚染も進行していきます。

これから発生する日常生活から生み出される
膨大な放射性廃棄物をどう処理するのでしょうか。

全ての放射能は国ないし東電が責任を持って処理すべきことですが、
想像を絶する量の廃棄物を現実に引き受け切れるのかどうか。
経済的にも技術的にも極めて困難なのではないでしょうか。

処理しきれないとなると、
原発推進の責任を取り、国民が引き受ける
といった厳しい選択しか残り得ないのかもしれません。

それでも、子どもたちに責任はありません。

結果として誰が責任を持つことになっても、
きちんとリスクを明示して受容する他ありません。

測りもしないで「安全です」と言い、
無作為に放射能を拡散させることは(現状がそうなっていますが)、
許されることではありません。

大人は原発を容認してきた責任があるとともに、
未来を託す子どもたちを守る責任もあるはずです。

国も業界も、まだまだ原子力を推進する意気込み満々ですが、
54基中4基が過酷事故を起こしただけで、
これだけの災いとなっていることについて、どう考えているのでしょうか。

実際問題として、
原子力を止めると来年の夏の燃料費が3兆円ふくらむと、
経産省あたりが試算していましたが、

「たった」3兆円で済むなら安いものです。
原発、止めましょう。

火力の燃料代くらい、皆で負担しましょうよ。

これ以上の事故のリスクも、
廃棄の目処がたたない核廃棄物の処理コストも、
まともに考えれば、
原発を動かすコストの方が、その3兆円よりも全然高いのではないですか?

どのみち燃料代、いくらかかろうと
現行制度では消費者に転嫁できるのですから、
電力会社さんは迷わず原子力を止める・・・という
真っ当な判断がなぜできないのか不思議でなりません。
原子力村の中にいると、まともなそろばん勘定も出来なくなるのでしょうか。

仮に電力が足りなくなろうと
「たかが電力のため」なぜ、運転中のリスクを無視し、
廃棄物の問題を無視して、原発を運転し続けられるのか。

原子力災害が戦争に匹敵しうる国難であることを
本当に理解しているのであれば、まず、原発は止める。

脱原発後どうするかは、そこから考えるというのが本来の手順でしょう。

現状で(東電、東北電が火発被災中で発電力が落ちているとはいえ)、
原子力なしでも電力は賄えることは、いまや広く知られてきた事実です。

さらに、生活・産業レベルを特に引き下げなくても、
合理的な節電対策を取るだけで、まだまだ電力は節約できる、

今の原発分くらいは節約できる。

ならばエネルギーシフト論争は、
脱原発後にゆっくり考えれば良いことです。

とりあえず、2012年は火力で行く、
そこからスタートすればよい、
簡単なことではないですか。

燃料代が3兆増えても、原発コスト分は割引できるはずですし、
無駄な広告宣伝費も削れば、3兆円も相当相殺できるはず、
電気代もそれほど心配しなくてよいはずです。

長期的にはCO2の削減以前の問題で、
放射能汚染がより深刻な環境破壊であることを共通理解として、

まともなエネルギー問題を皆で考えましょうよ、原発止めてからゆっくりと。

もちろん、孫さんのように
先行して再生可能エネルギーに投資することは良いと思います。

今の災害について、
これ以上の悪化をさせないための取り組みが急務であるとともに、
これ以上の事故は許せないことからも、
脱原発以外の選択肢はありえません。

今回の事故も
計算上は100万年に1回未満の可能性でしか起きないと
豪語していた炉心溶融が3基同時に起こっていること一つを見ても、
絶対安全が如何に脆いものかは明白です。







下水や焼却灰の問題は非常に深刻です。
コレから全国にジワジワと広がっていくでしょう。

放射能は消えない。

だから、ドレだけ微量であっても、
微量が集まればイツか必ず大量になる。

ドレだけ微量であっても、
降り注いだ放射能はドコかに必ず潜んでいる。














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