これは、国内では最初期のDAXエキスポートにのみ採用されていたトップブリッジ。
最初期以降は、エキスポートも脱着フォークに成り下がってしまったので、
国内での脱着不可能なアルミトップブリッジ仕様の販売台数は、
非常に少ないと思われる。
でも、輸出仕様ではスタンダードだったみたいで、
世界規模の部品単位で考えてみると、
モンキーを含む純正アルミトップブリッジの中では、
一番生産数が多いと思われる。
確か7~8年前まで、Z50MやZ50Aの代替部品として、
国内でも供給されていた筈ですし、
今も、eBay等の海外オークションで、
必死で仕入れて出品している転バイヤーが何人か居るので、
入手するのは比較的簡単ですwww。
脱着フォークの物と比べると、鋳肌が明らかに違うのが判るでしょうか??
ステムシャフトの穴周りの形状も全く違うので、
固定方法が全く異なる事が理解出来るかと思います。
脱着フォーク用には存在しなかった、
アッパースプリングホルダーの突起を入れ込む穴も確認できます。
脱着フォーク用のトップブリッジに、
アッパースプリングホルダーの突起穴が存在しないのは何故なのか、
DAX七不思議のひとつで、
マニア(ヘンタイ)諸氏の物議の元にもなっておりますwww。
ステム穴径は25mmですので、鉄板トップブリッジと共通です。
ちなみに、オフセットもワイドもスタンダードフォークのDAXやモンキーと共通。
鉄板トップブリッジの車両に合わせてみると、
すんなり付きそうな気がするのですが、
そうは問屋が卸さないのがHONDA地獄www。
ハンドル嵌合部分は四つミゾ。
以前に、専門誌で「モンキー用とはハンドルの取り付け角度が異なる」
という意味合いの記載があった覚えがありますが、
それは真っ赤な嘘ですwww。
モンキーとは、ハンドルの倒れ角や幅等のディメンションは異なりますが、
トップブリッジの基本的な寸法は共通です。
専門誌と言えども、意外と適当な事を書いている場合がけっこうあるので、
全てを鵜呑みにしてはイケマセンwww。
わたしが尊敬するビルダー師曰く、
『「薄識者が本を創る」ってのは、何処の業界でも至極当たり前の常識、
本当の好き者ならば、我慢出来ずに自らの手を汚しているだろうから、
本なんぞ創っている暇は無いんだよ。』
確かに、その通りwww。
まぁ、適当で無知な編集も編集ですけど、
無知な編集に能書きを語ってる奴も適当なんでしょうけどね・・www。
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