前回は「スチームパンク1号」の燃焼効率がイマイチだったので
効率向上を目指して手を加えてみるコトに・・・。
と、その前に ストーブユニットが おもいのほか重いンで
移動を楽にする為に台車に乗せるコトにした。
ストーブの高熱に晒されるので
燃えない素材で作られているモノでないとアカンわけだけれども
ウチにソンな都合の良い台車があるはずも無く
売ってたとしても買える様な値段では無いと思うので
頑張って自作するコトにした。
サティアンに転がっていた廃材と不良材で製作する。
ガレージのスチール棚の棚の段数を増やしたくて
棚板だけ使用して余ってたアングル柱材を骨組みにして
サティアンの壁を張ったトキに
渡し材に使った軽天材の端切れを敷き詰めてみた。
ナンでも棄てずに採って置くとコーいうトキに役に立つ♪♪♪
裏側にも補強を入れてコンな感じ♪♪♪
軽いワリには とてもガッチリしている。
キャスターは近所のスーパーが大改装したときに
廃棄されるショッピングカートから切り落としてとっといたヤツ。
ショッピングカートのキャスターはクオリティーが高いので
棄てちゃうのは勿体無いよ。
きっとマトモに買ったら凄ンごい値段がすると思う・・・。
てな感ぢで ゴミを寄せ集めて作った台車だけれど
我ながら上手く行ったと思う♪♪♪
コーいうコトがあると益々モノが棄てられなくなるから困ったモンだ・・・。
ハナシはストーブに戻ります。
ネットで廃油ストーブの画像を検索すると
真っ青な綺麗な炎で完全燃焼させている写真が出てくる。
というコトはオレのストーブでも
空気と気化ガスを上手く混ぜるコトが出来れば
ガスコンロのような真っ青な炎が生み出せる筈なのだ・・・。
だが現実は青には程遠い・・・。
青い炎を目指して燃焼効率を向上させる為に
送風管を改造してみる。
スワールの流速を早める為に手裏剣の先っちょを潰して
向きも変えてみたりした。
今後のセッティング変更やら炉内の掃除のコトも考えて
送風管も取り外せるように加工した。
横(スワール)ダケぢゃなくて縦(タンブル)にも掻き回したらドーだろか
という思惑だったのだけれども・・・
結果は 加工前よりも悪くなった・・・orz
ナニか根本的に間違っているヨーな気がする・・・。
やはり素人考えのテキトーなヤリ方では
理論的に効率良く燃焼をさせるコトは無理なのか・・・(><)
ナニかが間違っているのは間違いないのだが
ナニが間違っているのかがワカラン・・・。
こういうトキは大概ヤミクモに足掻くと泥沼にハマる。
賢者は素直に文明の利器を利用する。
「ググれカス作戦」 である。
検索したらカンタンにデータが見つかった♪♪♪
(データを開示してくれてる人に感謝)
どうやら送風用の穴が大き過ぎるみたいだわ。
最初からチャンと調べてからヤレよ・・・オレ・・・。
愚者は経験からしか学べない・・・。
検索データの通りのサイズで作り直す。
穴の数もサイズも半分以下になった。
さっそく試運転
おお!!初っ端からグルングルンに転回ってる♪♪♪
炉内温度が上がって青い炎が出だした♪♪♪
ドンドンと炎が青くなっていく♪♪♪
やったぜ!!
オレもついに「幻の蒼き炎」を手に入れた!!♪♪♪
コレで第二ステージに進めるぞ♪♪♪
と・・・喜んだのも束の間・・・
わお!!♪♪♪
メンテナンスハッチからボーボーに火の手が・・・(爆汗
チョッとヤバイくらいに炎が出るので
燃焼炉スクラム!!緊急停止!!!
せっかく「蒼き炎」を手に入れたのに
コレでは危なくて使えないではないか・・・(爆汗
前の設計不良の送風管ではコンなコトは無かったのにナゼだ??
前の設計不良の送風管ではコンなコトは無かったのに
新しい送風管でコンなコトが起こるというのは
ナニか前の設計不良の送風管には無かったモノが要因だろう。
どうやら新たに追加した送風管のドン突きに開けた穴が怪しい。
新しい送風管には
炉の底に溜まった廃油を効率良く気化させる為に
上から空気を吹きつけて廃油を攪拌する穴が追加されている。
その空気が廃油に当たったトキに出来る「飛沫」が
メンテナンスハッチに飛んで溜まり
ソレが燃え出したと考えられる。
本来ならばハッチの内側に
外蓋と連動する「逆火防止蓋」のようなモノを設けて
炎等が逆流しないようにしないとイケナイのだが
ウチの炉のメンテナンスハッチは
ガレージに転がっていたテキトーな端材で製作した
直角すらもキチンと出ていないモノなので
そういうシビアなギミックを取り付けるのは無理!!
廃油の注油量を少なくして
廃油が炉の底に溜まらないようにすれば
シブキが飛ぶコトは無いので火も出ないだろうけれど
そーすると燃焼温度を上げられないので
アルミを溶かす程の高温にまで炉の温度を上げられないだろう。
送風穴を埋めて溜まった廃油を攪拌するのをヤメるか?
廃油の気化を促進させる為の送風だから
効率を考えると あった方がイイだろうなぁ。
送風をヤメてしまうのは最終手段だな・・・。
イロイロと無い知恵を絞って考える・・・。
っつうか難しく考えてもドーせ無理だからシンプルに考えよう。
要はメンテナンスハッチに
飛沫が飛ばないように蓋がつけばエエんやろ?
ってコトで脱着式の中蓋をつけてみた。
到って単純でシンプルでテキトーwww。
材料は観ての通りの端材www。
ついでなのでブロワーも炎や熱でヤラれちゃわないように
後方に退避!!♪♪♪
ツギハギなのは近いウチに送風方法を替える予定だから。
ブロワーって音がギュンギュンとスゲェ~煩いンだよ。
だから静かなファンに替えたい。
対策を施したトコロで再び試運転。
さて飛沫対策は上手く行ったでしょうか・・・。
炎は出なくなった♪♪♪
でも 時々ボワッと煙が出る・・・。
炎が出るコトは無くなったけど
時々ボワッと煙が出る・・・。
アンなテキトーな遮蔽板では
飛沫を完全に防げるワケは無いからねェ・・・。
屋外で使う分にはコノ程度の煙ならば
ソレほど気にはならないと思うンだけれど
出ない様に出来るのならば出ない様にしたいよね。
ソレに煙が出るってコトは
ソノ煙は不完全燃焼を起こしているワケだから
僅かだけれども臭いが出るンだわ・・・。
廃油ストーブは完全燃焼させれば臭いも無く
ダイオキシンなどの有害物質も出ない
と言われているのだけれど
多少とはいえ不完全燃焼させてるとなると
有害物質も出てる筈だからねェ・・・。
僅かとはいえ止めれるならばナンとか止めたいやねェ・・・。
だけどコノままでは構造上ドーしても煙が止められない。
またまた無い知恵絞って考えてみる・・・。
煙が止められないなら出ちゃったヤツをナンとか処理しよう 。
メンテナンスハッチ内に発生した煙を
バイパスさせて送風管に吸わせてみる。
ベルヌーイの定理ってヤツを利用してね♪♪♪
キャブレターがフロートからガソリンを吸い出すのと同じ理屈です。
効果はバッチリ♪♪♪ 煙も止まりましたよ♪♪♪
コレで大手を振って使うコトが出来ます♪♪♪
さっそくバルブを全開にして火力を上げてみましょう。
おお~♪♪♪
炉の外まで炎が噴出してくるくらいまで
火力を上げるコトが出来るようになりました。
でも炎は赤いですねェ・・・。
バルブ全開でも前の送風管のトキみたいに
バスバスは言わないし黒煙も全く出ていないので
不完全燃焼は起こしていないようですが
前の送風管のトキみたいに
ボンベが真っ赤になるほどには炉の温度が上がってないような・・・。
前の送風管のトキは油面を上げるとドンドン炉の温度が上がって
ボンベが真っ赤になるほど炉の温度が上がってたもんね。
温度は上がるんだけど上がったかと思うと
バスバス言い出し不完全燃焼を起こしはじめて黒煙を吐いてたけど・・・。
今回は黒煙は吐かない代わりに炉の温度も上がらない?
まぁ炎が赤くても不完全燃焼を起こさずアルミが溶けてくれるなら
目標は達成出来るからソレでもイイんですけどね。
果たして現状でアルミがドロドロに溶けてくれるのでしょうか。
とりあえずイロイロと試してみるしかないね。
試行錯誤は つづく・・・。
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