Ride to enjoy life.

自分に残された時間には限りがある。キモチの悪い4miniの世界とはオサラバして、カッコいいホンモノのモーターサイクルに乗って美味しいモノを喰いに行き人生を楽しむコトに致しました。

2010年4月1日木曜日

Balance



色んな所で、何度も何度も言っててイマサラなんだけれど、

ナニゴトもモノゴトにはバランスってのが大切だと思うワケです。


Customに関してもソレは同じなワケで

Customにおいて、「バランスの良さ」は、どんなに高価な部品にも勝る。


逆を言えば、どれだけ金が掛かっていようが、どれだけ手間が掛かっていようが、

バランスが悪ければ「全て台無し」なのである。


例えば、昨今のモンキー村の太足ブームにしてもしかり。

適度に太く、適度に引っ張っているのは、ムッチリした感じがとてもソソるんですが、

太さばかりを追求するコトがエスカレートして、


完全に車体との美的バランスが崩れてしまっている。


対応出来るカッコイイタイヤが無くて、

不細工なタイヤで甘んじないといけなくなってしまったり、

在り得ないサイズのタイヤを無理やり引っ張ったり。


まるで馬鹿の極みの晒し合い、美的センスの無さを吹聴して廻っているようなモノであるwww。

必死で大金叩いて手間掛けて、カッコ悪くして、尚且つソレを宣伝してりゃ世話無いわなwww。


違和感を感じるまでエスカレートしてしまっては、返って逆効果なのだ。

別にそれは何も、ウィールやタイヤに限った話では無いわけで、

全てにおいて言えるコトなのだと思う。


ヒトの感覚というものは、とても優れていて、

「理由はハッキリ解らないけれど、見てて何か違和感を感じる」ってモノは、

大概は何処かのバランスが崩れている場合が多い。

それは一寸した寸法の違いだったりする。

部品の取付け位置が5mm違うだけで印象が全く変わったりする。

そんな違和感のある場所を探し当て、黄金比率を探り出すこと。

ビルダーの技量を大きく問われる部分であると思う。


ソレは、出来上がってしまったモノを傍で見ている分には、

とても些細なコトなのかもしれない。

だけど、
 
全体のバランスを考えれば、非常に重要なコトだし、
 
とても手間のかかる面倒臭い報われない作業だ。


でも、ソレをやってるかやっていないかでは、

仕上がりが全く別物になるのだから、

創り手としては、絶対に譲れない部分でもある。


店先にぶら下がっている部品を何の疑問も感じずに買って来て、
 
何も考えずに、ただ取り付けているだけの車両と、

5mmのバランスに拘って膨大な手間を掛けて創り上げられた車両とでは、

大きな差が出るのはアタリマエのコトなのだ。

















まぁ、モンキー村は空飛ぶシートでも何も気にならないのだから、

馬の耳にナンとやらな話なんだろうけどねwww。


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