Ride to enjoy life.

自分に残された時間には限りがある。キモチの悪い4miniの世界とはオサラバして、カッコいいホンモノのモーターサイクルに乗って美味しいモノを喰いに行き人生を楽しむコトに致しました。

2015年11月15日日曜日

トリコロールに染まるフェイスブックで流れて来た話











わたしは半旗を掲げない
パリで大きなテロ事件が起きた。
グーグルはいち早く半旗を掲げ、
多くの人が、FBやTwitterのアイコンに
哀悼の意を表するフランス国旗の三色を掲げている。

1ヶ月ほどまえの10月10日、
トルコの首都アンカラで100人以上が死亡した連続自爆テロが起きたばかりだが、
これはなぜかパリで起きた事件ほどの衝撃を与えることなく、
半旗を掲げようとする人々もほとんどいなかった。

わたしは、この「格差」こそが、
そもそものテロの原因ではないかと感じている。

ニューヨークやパリでテロが起きれば、大きなショックを受け、
断固としてテロと戦うと声を大にして語る人々が、
中近東やアフリカの国々で起きていることに対しては冷淡だ。

また、テロには怒りを表明するが、
国家による戦争による犠牲者たちのことは
「仕方がない」として勘定しない。

同じ人殺しなのに。

ヨーロッパやアメリカのニュースを見ているが、
今回のパリ同時多発テロの原因について語る番組はなく、
みな「テロを許さない」「断固として戦う」との声のみが聞こえてくる。

犯罪は、きびしく取り締まるだけでは、なくならない。
犯罪者の置かれた状況を理解し、改善し、
その心に寄り添わない限り、犯罪をなくすことはできない。
テロも同じだ。
テロを生み出した状況を理解し、
改善を考えない限り、テロはなくならない。

パリの同時多発テロはひどい、許せない。
それと同じように、トルコで起きたテロもひどい、許せない。
そして、日々起きているテロ事件も悲しむべき事態だ。
それだけではなく、わたしは国家による殺人も許せない。

わたしも半旗を掲げたい。
しかし、フランスに対してだけ、半旗を掲げること
それ自体が、自分のなかの差別意識の表われでないか
という声が聞こえる。
その声に従いたい。

わたしは半旗を掲げない。
あらゆる「旗」の正義の名の下に
殺された無数の人々に、
深く哀悼の意を捧げたい。





チョッとホッとした。
マトモなヒトも居るコトに・・・。

自覚なき差別。
コレはナニも中東の問題に限ったコトではない。

美辞麗句御涙頂戴が大好きなニッポンジンの性根の問題。

自覚なき悪がイチバン性質が悪い。

はたして自らを三色に染めているヒトタチの中で
ドレだけのヒトがフランス軍が中東を爆撃していたコトを知っていただろうか。


イスラム国がナゼ生まれたのかを知っているヒトがドレだけ居るだろうか。

ナゼ彼らが「テロ」という行為に頼らなければいけないのか
正しく理解出来ているヒトがドレだけ居るだろうか。

イスラム国側の立場でモノを考えたコトのあるヒトがドレだけ居るだろうか。

はたしてソレらを知らずして 軽はずみに語れるコトなのだろうか。

イスラム国側を支持する気はサラサラ無いが
軽はずみにフランス側につく気も起きないよオレは。























0 件のコメント:

コメントを投稿