Ride to enjoy life.

自分に残された時間には限りがある。キモチの悪い4miniの世界とはオサラバして、カッコいいホンモノのモーターサイクルに乗って美味しいモノを喰いに行き人生を楽しむコトに致しました。

2018年10月10日水曜日

千葉県千葉市のインディアンショップSABIYAの平松さんもイロんな意味でチャンピョンみたいですが「栗きんとん」のチャンピョンがドコなのか気になる結果発表で御座います♪♪♪










オレはまだ八百津の「緑屋」さんの「栗きんとん」を喰ってないので
一応暫定というカタチにはなりますが
「栗きんとん」の頂上対決の結果を発表致します。

追記:「緑屋老舗」の栗きんとんはトレハロース入りでハナシになりませんでした。
 


一日かけて本店を廻って買い集めた「栗きんとん」

左から「恵那寿や」「中津川すや」「しん」

袋が大きければ良いというワケではありません。
肝心なのは中身ですので。

ですが「プロモーション」という意味では「雰囲気」は非常に大切で
3店舗の中では「中津川すや」がパッと観た目の気分は上がります。
でも梱包のイチバン重要な要素はソコでは無いコトは
包みを開けたトキに理解するコトとなります。








「中津川すや」

当然ですが材料は砂糖と栗のみ
消費期限は思いのほか長く4日もある。









 「恵那寿や」

「恵那寿や」 だけが唯一ばら売りでも箱入りでした。






「恵那寿や」も栗と砂糖のみ

 購入するときに
「専用の箱ではないので日持ちしませんから今日中に食べて下さい」
 と注意がありました。










「恵那寿や」は「品質責任票」まで入っていた。










「しん」
汎用の期限票で材料名は表記なし
消費期限は2日間










「しん」
袋のソコに綺麗に4つ並んでいる。

画像を盗り忘れたけど「中津川すや」は袋が小さ過ぎて
「栗きんとん」が重ねて入れられていた。
どうせショルダーバックに詰め込んでバイクで運ぶのだから
重箱の隅的な指摘ではあるのは重々承知なのだけれども
「姿勢」というモノが垣間見えるのが「梱包」だったりする。

1個¥250-近くする和菓子である。
けして安モノではないと思う。
たしかに紙袋1枚でも積み重なれば大きい。
売れるマスが大きくなればなるほど跳ね返りも大きい。
大量に売れれば小さな積み重ねもいずれ大きな山となる。

世界のTOYOTAは材料を1g単位で管理するンだそうな。
儲けてるトコは儲かる理由が必ずある。

コストを削減するというコトは
利益を上げる為には重要なコトではあるけれど
無駄を削るコトは大切ではあるけれども
「削るモノが無駄なのかどうかの判断」は非常に重要なのだと思う。

TOYOTAになりたいのかオマエは

「己の姿勢の先にあるモノや起こりうるコトを想像する」って
凄く大切なコトなんだなぁ~って。

老舗の栗きんとん屋さんと同列で語るのは憚られるが
ウチでも御客様との唯一の接点が梱包だったりするコトが多いので
商品を発送する時の梱包には常に気を使っている。
過剰である必要は無いし豪華である必要も無いけれども
必用な手間は惜しんではイケナイし
ケチっても絶対にダメなのだとイツも心掛けている。

TOYOTAにはなりたくないしなる気もない。










 左から「恵那寿や」「中津川すや」「しん」

内包はドコも大差は無さそう。










 左から「恵那寿や」「中津川すや」「しん」

明らかに3店舗ともに色が違う










 「恵那寿や」

1個¥240-










「中津川すや」

1個¥237-








「しん」

1個¥236-







以前に仲良くして頂いていた和菓子屋の大将に
大量に栗を頂いたコトがある。

九州の高級な栗を仕入れたが
炊いて開けたら使い物にならないから 
捨てるのも勿体無いし と頂いた。

頂いた栗は見た目は大きくて立派な栗だったけど
中の実は少し黒ずんでいた。

もう何年も前に亡くなってしまったが
頑固一徹な和菓子職人だった大将は言っていた。

「黒い栗はダメだ」と

新鮮な良い栗ほど白いンだそうな。
炊くと綺麗なレモン色になる。
でもって栗は風味が落ちるのが早く劣化が進むと黒くなる。
採りたては風味も強く白くてホクホクに仕上がるのだけれど
時間が経てば経つほどに黒っぽくなって水っぽくなって
風味も落ちるからココまで黒いと使い物にならないのだ と

たしかに先月自分で拾った山栗で作った「栗きんとん」は
ビックリするくらい白く仕上がった。
木から落ちたてをソノ日に調理したからなのか
風味も強烈でメチャクチャ美味しく出来たっけ。

同じ日に「昨日拾って来た」という栽培栗も知り合いから頂いていて
同様の手順で「栗きんとん」にしたのだけれど
黒ずんでいてホクホク感がなくてベタついて
風味も薄くて美味しく出来なかった 。

栗の種類のせいかとも思ったけど
鮮度の違いも大きかったンでしょうね。

さてソンなハナシも踏まえて
実際に食べ比べてみた結果はドーだったのかというと

皆様の御想像通り満場一致で大差をつけまして
「しん」がイチバン美味いという結果になりました。

こうやって食べ比べるとハッキリと大きく差が現れます。

「すや」も「寿や」も どう転んでも「しん」には太刀打ち出来ない。 

栗の風味が全く違いました「しん」の「栗きんとん」はベツモノです。

モチロン「すや」も「寿や」も全然美味しいのですけれども
比べちゃうと一目瞭然の圧倒的な差がありました。

正直「ココまで違うか・・・」と驚きましたけどね。

「すや頂上対決」は「恵那寿や」に軍配が上がりました。

あんなに「美味しい」と思っていた「中津川すや」の「栗きんとん」でしたが
実際に食べ比べると「中津川すや」の「栗きんとん」は甘い。

砂糖の含有が多いから日持ちもするワケですね。

栗の風味も「栗きんとん」の色合いに如実に比例していますから
栗の鮮度の問題なんでしょうかね。

トレハロース混ぜてるクソ川上屋や
栗以外の混ぜモノ入れてるような店は問題外ですけれども
老舗とよばれて有名になって大量に売れるようになると
ドコも職人が厳選した栗をヒトツヒトツ手作りで剝いて
というワケにはいかなくなります。
店舗の多い有名店は皆ンな内職のオバちゃんが剝いた栗を使っています。
栗を大量に仕入れる為には輸送に時間もかかるでしょう
収穫した栗を運んで内職先に届けてまたソレを集めて
風味が落ちるのは仕方が無いコトなのかもしれません。

「ブランドを買う」

ソレで満足なレベルなのであればソレも幸せ

中津川でも恵那でも平日なのに
クソ不味いトレハロースの入った栗きんとんを売る
川上屋の駐車場は満車なんですよ。
ネットのクチコミでも「凄く美味しい」とか言ってる。

拘って貫いて身を削る思いで創り上げてるヒト達と
二番煎じのパクリで利益率の高い材料でソレっぽく真似て
見極めの出来ないレベルの低いバカを騙してガッポリ稼いでるヤツ。

ドチラも知ってるからこそ
「バカぢゃねェの?」 
と 賢者は言うワケですけど
「バカ」呼ばわりされた愚者は
「バカ」の裏にある誠意を汲み取るコトが出来ず
「バカ」と言われたコトに対して脊髄反射をして
クチを揃えて覚えたての呪文を大合唱するワケです。

「ヒトそれぞれだろ~」とwww。

ホンモノを知った上での「敢えて」で
初めて「ヒトそれぞれ」という呪文は成り立つのに
ナニも知りもしないし知ろうともしないクセに
テメェに都合の良い呪文ばっかり唱える愚か者

世の中ほんとソンなヤツばっかですわな。

たかが「栗きんとん」(と言っては失礼ですが)のハナシなのですが
ドンな世界も同ンなじなんだなぁ・・・と感じ入る次第・・・。 

自分にとって都合の良い狡いヤリ方ばかりが横行する。
ソレが正しい行いであるか真っ当であるかナンて御構い無し。
規則やキマリの網目や隙間を巧妙に掻い潜って
欺いてでも騙してでも「捕まらずにカネを儲けたモンが勝ち」という。
「醜い慾」が大手を振って横行する世の中。
インターネットが普及して情報の垣根が無くなったコトで
「ニンゲンの劣化」が急速に進んでいるのは間違いないですよね。

規模が小さいから出来るコトもある。

イツまでも本当に美味しい「栗きんとん」が食べられるように
御菓子処「しん」には今の姿勢を貫いて欲しいと切に願います。

  







































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