2010年10月4日月曜日

L-Crank




旧いOHCCubEgの系譜的な資料ってのが、

殆ど世に存在しないのはナゼなんだろうね???



「温故知新」だとか「古きを知り云々」だとか「原点回帰」だとか、

偉そうに能書き垂れてるヤツだって

ンぢゃ、カブ系OHCエンヂンの一番旧いのって、

ドンなヤツだったか知ってますか???

って訊いても、マトモに答えれるヤツに出会ったコトが無い。


もはやアタリマエのハナシなンだけれど、

モンキー村を牛耳っている社外パーツ屋雑誌屋のニンゲンで、

旧いカブの話しが出来るニンゲンなど居るワケも無い


誰に訊けば答えは見つかるのだろうか・・・。


きっとソノ答えを持っているヒトが、「何処かに居る」と思うンだけれど、

知ってるけど言わないセコぃ了見なのか、

ホントに知っているヒトが居ないのか・・・。


以前に「明らかに間違った見解」

必死に主張する頑固なオッサンは居たけど・・・www。


オレが生まれる前に誕生したカブ系のOHCエンヂン。

当然発売された当時のコトなど知る由も無い。


だけどオレは、今までに何百という単位でカブ系Egをバラして来たし、

その始祖であるC65系Egも何十機もバラして来た。


昨今のように、C65系Egがネットで高騰する以前は、

C65系Egなんて、部品交換会やジャンク屋などで、タダ同然で手に入ったからね。

C65系Egの数十機の中の何機かは無料で譲って貰ったモノだし、

その他の殆どのC65系Egも、

今では考えられないような破格の値段で手に入れたモノばかり。


C65系Egも、最近はアホみたいな値段がついているから、

とんと疎遠になっちゃったけどねwww。


オレは、手頃な価格で楽しめるのが、カブ系Egの良いトコロだって思ってるからね。

小さな出費で大きな喜び♪♪♪

大金出すんではナンの魅力も意味も無いンだよネェ。



世の中には凄ンごいヒトが大勢居る。

きっとオレの窺い知れないトコロに、

横型Egの大家の様なモノ凄いヒトがきっと居るンだと思う。

でも、残念ながら、今のトコはソンなモノ凄いヒトには出遭えていない。


コノ世界のドコかに、

オレの知りたい「カブ系横型Egの疑問」の答えを、

密かに握っている猛者が必ず居る筈だ。


ソンな猛者にイツか出遭える日を楽しみに、

日々精進を重ねる次第でありますwww。






さて、話しが初っ端から逸れちゃいましたけど、

表題通りの「Lクランク」の話しに戻しましょうwww。


HONDAがナニを考えてソーしたのか、

オレには本当のトコロはワカラナイ


ただ一つ、事実として言えるのは、

「Lが先」というコトだ。


HONDAのCub系の横型OHCエンジンの初はLクランクである。


HONDAのCub系の横型OHCエンジンを、

初めて搭載して市販された車輌は、1964年に発売されたCS65である。


そう、HONDAのCub系の横型OHCエンジンは63ccから始まったのだ。






コイツは、オレが今までに観て来たHONDAのCub系の横型OHCエンジンの中で、

一番古いと思われるCS65のEgだ。

(旧いデヂカメのデータなので画像が荒くて申し訳アリマセンm(_ _)m)









オレが「一番古い」と判断した根拠をザっと観てみよう。

(旧いデヂカメのデータなので荒くて申し訳アリマセンm(_ _)m)









台乗せ63cc貫通シリンダーに無刻印の下フィンヘッド









ヘッドの空気取入口の前に、

一枚余分にフィンがあるコトから「下フィン」と呼ばれている。

下フィンにも何種類かあるのだが、ソレはまたの機会にでもwww。









オイルレベルの鋳出しは0.6ℓ

リットルがLでは無く「筆記体」「ℓ」であるコトから、

「筆記体クラッチカバー」と呼ばれている。


オイルレベルの鋳出しには、0.6 0.7 0.73 0.8 と在り。

フォントも何種類か使われていたり、形状に違いがあったりして、

非常にヘンタイ心を擽る逸品が存在するのだが、

まぁ、その辺も気が向いた時にでもUpするンで、気長に待たれョwww。









アルミのショートオイルゲージにハラボテ

アルミのショートオイルゲージはスポーツカブにのみ採用されている。

「ハラボテ」ってのは観ての通りwww。








リング付きの三菱ジェネ

モチロン42度である。









ミッションは4速ロータリーのセンター留め

C100のケースみたいに、ミッションの軸受けが貫通加工で製造されており、

後付けの金属の蓋で塞いである。








ツノは横に幅広なので「ヨコツノケース」と呼ばれている、

アンダーガードは無いのでスタッドはついていないが、ネジ山は切られている。









ステップスタンドを取り付けるネジ穴のボスの形状も独特だ。




自分のEgと見比べて観るといい。

ナニもカモが違っているコトに、きっと驚くだろう。









コレよりも古い年式のカブ系横型OHCエンジンの存在を、

御存知の方が居たら、是非連絡を下さいm(_ _)m


このタイプのに、

シリンダーの排気量刻印が手打ちのモノが存在するコトは確認している。

が、持ち主がシリンダーケースだけという状態で入手したモノなので、

ヘッドクラッチカバーなどがどういうモノが付いていたのかがワカラナイ。


初期のカブ系横型OHCエンジンの情報は非常に乏しく、

間違った情報が独り歩きしている場合が多い。


だからこそ、真実を探る面白さが在るワケなんだけどねwww。


何方か確かな情報(確実なソース)を持っている方が居られましたら、

後に続く者達の為にも、どうか公表してやって下さいませm(_ _)m









っつうこって、

カブ系横型OHCエンジンは、最初はLクランク

で、ナンでかワカランけど、Sクランクが出た。





ヒョットしたら、Sクランクは、もともとはモンキー用に開発されたのかもしれないネ。

M型モンキーに使うのに、簡素化したジェネが必要だったのかも。

M型モンキーはデチューンの為に点火時期を大幅に遅らせてないといけなくて、

新設計のジェネが必要だった。

で、ついでだから、ガバナ進角も排除してコスト削減

で、意外と固定進角でもイケるぢゃん♪♪ってコトになって、

それほど高性能を求めないし、過酷な使い方をされないレジャーバイクは、

コスト削減の意味も在って、皆ンな固定進角に為った。


でもって、

調子に乗ってカブも固定進角にしたんだけど、

流石に荷物満載とかリヤカー牽引したりとかの、

過酷な使用条件では、遅角機能が必要で、

再びガバナ進角が採用されるに至った。



意外とソンな感じなのかも・・・www。

あ、あくまでも妄想だから、オレのwww。



誰か、その辺りの真実を知っているヒトも居ないンかねェ・・・。

「何故カブにSクランクなのか」

「何故ベンリィ系はSクランク化されなかったのか」



コレもカブ系の謎なんでやんすwww。


考えると夜も眠れなく為っちゃうwww。















ああ!!カブ系Egって楽しいネェ~♪♪♪





























4 件のコメント:

  1. いや~連日ありがとうございます。
    毎日子供のようにワクワクさせてもらってます。
    教えてクンで申し訳ないですが・・・

    思えばfunnyさんのこのブログを知ったのは
    「早矢仕 マニ」でググってるときでした。
    早矢仕無銘マニを激賞したそのページに
    感動のあまり周りのヘンタイ候補生に
    知らせまくったものです。

    謎多きカブ系エンジン、新しい情報を求め
    微力ながら私もアンテナを張っておきます。

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  2. モンクルに毛が生えたよな薀蓄を、
    さも大そうなネタかのように鼻の穴広げて垂れ流すのとは、
    ワケが違うやろ???www。

    ホンモノのマニアってのは、もっともっと凄いンだぜ。
    オレもまだまだ精進が足らんわなぁ・・・。

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  3. 貫通シリンダー
    無鋳出しヘッド
    下フィン
    ぶっかけギヤポンプ
    ハネハネ筆記体
    横ツノケース
    ハラボテカバー
    12本リベットWガバナー三菱
    センターFIXスプロケ

    はぁ~ウットリ♪ 憧れだw

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  4. >モロさん
    既にバラバラになってますがナニか???www

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