2010年10月10日日曜日

Gero Gero




昨日に引き続いて、「前期型SS50のエンジン」


さっそくバラ(分解)してみる・・・。









燃焼室はアルミ製

バルブサイズは極普通の6ボルト50のモノと同じ。

燃焼室容積は量っていないからワカランけど、

おそらく普通の6ボルト50のモノと同じだろう。




鋭いヒトは、普通じゃあ無いトコに気が付いたかな??www。









そうコノEg、ヘッドガスケットが見慣れない形状をしているのだ。

オイルのリターンラインへ、ガスケットが回り込んでいないのだ。

オイルのリターンライン部分はOリングだけでまかなっている。


でもって、ヘッドガスケットがメチャクチャ薄い


最初は圧縮比を稼ぐ為に交換してあるのかと思ったンだが、

シリンダー側のOリングの入る溝が、

薄いヘッドガスケット用に溝の深さが浅くなっているコトから

純正の仕様だと判断できる。









ピストンはハイコンプレッション仕様。

ピストントップの形状は「メリケンDAX」とほぼ同じ。









予想通り、Eg内部は「凄まじい状態」であったwww・

テンコ盛りのスラッジからの「酸化臭」で吐きそうになるwww。


モチロン、クランクもミッションも、全てがスラッジでゴテゴテ。

洗浄油で洗っても黒く染みついたスラッジは落ちない・・・。









ストレーナーには、正体不明の生物が繁殖していた!!! \(@0@)/

(画像を最大まで拡大して御楽しみくださいwww)









クラッチ側のカバーはバカ絞めしてあるわ、

クラッチセンターナットはタガネでぶっ叩いて脱着してグチャグチャになってるわ、

クラッチのレリーズアーム部分にはパンパンにグリスが詰めてあるわ、

輩なネタが満載のEgで御座いましたwww。




懸念していたシリンダーの状態は、やっぱりイマイチで、

ボーリングが必要であります。

シリンダーなんか、サクっと中古の状態の良いのに交換すれば楽なんですけど、

貴重な前期型SS50の当時モノ純正アルミシリンダーですから、

安易に交換するワケにはイカナイのです・・・。



腰下の状態がコンなンですから、ヘッドの状態も推して知るべしでしょう。


今回、5速ミッションが無傷だったのは奇跡に近い♪♪♪www。


内蔵はミッション意外は、ほぼ全交換になると思われます。


問題は、オーバーサイズのハイコンプピストンが手に入るかドーかだなぁ・・・。
















































2 件のコメント:

  1. アルミ燃焼室でしたか! ホンダ地獄・・・・

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  2. >ソエノさん
    Mの鋳出しと前期後期の因果関係は無い。
    燃焼室の材質には前期後期の因果関係は無い。
    っつうコトなんでしょうか???。

    ひょっとしてフィンの長さにも前期後期の因果関係は無かったりして・・・。

    げに恐ろしきやホンダ地獄・・・www。

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