No!!NUKES!! 少々不便でも我慢するさ。金と引換えに下を向いて「ブツブツ」とイイワケを呟くのはゴメンだ。名無しでしか粋がれないような臆病者なら端から出シャバったりしねェよ。声にすべき事を声に出し、叫ばねばならないコトを叫ぶ。真っ直ぐ前を向いて胸を張って心豊かな人生をおくりたいだけさ。
2018年1月21日日曜日
千葉県千葉市のインディアンショップSABIYAの平松さんからは一向に連絡がありませんがウチのBSA650A10スーパーロケットはブレーキワイヤーを製作してナイクルに行って来ました♪♪♪
ウチのスパロケちゃんはドラムブレーキ
まぁ1959年式のヴィンテージモーターサイクルだから
アタリマエっちゃあアタリマエの装備である。
ドラムブレーキって一般的に「ディスクブレーキより性能が劣る」
っていう固定観念が世の中に浸透していて
「効かなくてアタリマエ」
的なアタマでっかちな思い込みが蔓延っているのだけれども
キチンと整備されて調整がキッチリされているドラムブレーキって
実は驚くほど良く効くのである。
ソリャぁソーだわさ
ディスクブレーキが一般化するまでは
レースでもドラムブレーキ使ってたワケだからね。
キチンとヤッテあればソレ相応に使えるブレーキなのである。
だがしかし・・・。
悲しいかなウチのスパロケちゃんも御多分に洩れず
前オーナーの「諦め」からか全くブレーキが効かない状態。
ソレはもう「危険」な領域で効かない。
フロントもリアもレバーやペダルが「グニョグニョ」で
レバーがグリップにメリ込む位まで握り込んでも全く効かない。
リアも同ンなじでペダル踏んでも「グニャグニャ」するだけ。
コレではとてもぢゃあ無いけれども危険で
とても乗れたモンぢゃあ無いので
キッチリ乗れるようにするべく改善するコトにした。
このドラムブレーキの「グニョグニョ」って実は
チカラが逃げてるから「グニャグニャ」スルんだよネ。
レバーを握ってるチカラがシューをドラムに押さえ付けるチカラに変換されず
「他所」に逃げちゃってるから「グニャグニャグニョグニョ」するワケ。
「ブレーキの性能以前の問題」なのよ。
ブレーキ自体はキチンと効く容量を持っていても
ソレをキチンと作動させられなければ効くワケがない。
だからソノ「他所」へ逃げちゃってる作動させる為のチカラを
「他所」へ逃げない様にすれば
シューをドラムに押し付けるチカラがキチンと伝わって
「グニョグニョ」感が無くなって「カチっ」っとしたブレーキになるのよ。
レバーを握るチカラが逃げなければ当然
ソノ分ブレーキシューを押さえ付けるチカラが増すから
「カチッとしたキチンと効くドラムブレーキになる」っちゅうワケ。
ディスクブレーキでゴムホースからメッシュホースや金属管に変更すると
オイルラインが膨張しなくなって「カチっ」っとしたブレーキになるでしょ?
ドラムでもアレと一緒のコトが起こっているのよ。
「他所」へ握ったチカラが逃げてるから「グニョグニョ」するワケだから。
チカラを「他所」へ逃げない様にすればイイ。
ンでソノ「他所」ってドコなのよ??ってハナシなんだけれども
ドラムブレーキってドンなバイクでも
フロントは粗100%「ワイヤー」で引いてるでしょ?
でもってリアに比べたら非常に短いレバーを
リアブレーキと比べると圧倒的に少ない作動幅で
リアよりも強力なチカラで引かないとイケナイワケですよ。
なのにも関わらずフロントはフォークが伸び縮みする構造上
自由度の高い「ワイヤー引き」で対応するしか無いワケ。
でもってそのワイヤーの構造が自由度を優先する仕組み上
チカラを伝えるトキにアウターは縮みインナーが伸びるので
どうしても伝達の際にチカラを喰われてしまうのです。
ワイヤーの伸び縮みでチカラが逃げるから
シューまでチカラが満足に辿り着けないワケ。
レバーの握り心地が「グニャグニャグニュグニュ」するのは
「ワイヤーが伸びたり縮んだりしている感触」なのですよ
つまりソレって「ブレーキワイヤーの剛性」が足りていない。
チカラが逃げちゃってるっていう証拠なのです。
モンキーなんかで「ドラムブレーキの効きを良くする為」とか言って
ブレーキアームの長さを長くしてレバー比を変えても
「グニャグニャ」するダケで効きは良くならない
ってのも同ンなじ理屈です。
ドラムブレーキの効きを良くしたいのならば
摩擦係数を上げて(シューの材質を変えて)
摩擦有効面積を目イッパイとる(シューのアタリをとる)コトと
レバーを握ったチカラが逃げない様にするコトです。
いくらレバー比を変えても
チカラが逃げていてはブレーキの効きは大して変わらないバカリか
握り心地のキモチ悪いブレーキになるダケなのです。
ナンでモンキーのパーツを作っているメーカーは
高剛性のブレーキワイヤーを売り出さないンでしょうか???
アンな穴の開いた長いブレーキアームなんかよりも
チカラの逃げないブレーキワイヤーの方が
よっぽど効果が上がると思うンですけどねェ・・・。
まぁ器用な人は大排気量用の太いワイヤーを加工して
モンキーに合う様にするダケなので
既にヤッテるのかもしれませんけどね。
右はスパロケちゃんについていたフロントブレーキワイヤー
まるでモンキー用かと見紛うくらい細くて剛性が低いです。
コレでアノ長いブレーキレバーにあのレバー比ですから
ワイヤーの剛性が全く足りていないワケです。
左はアップガレージで100円で買った極太ブレーキワイヤー
ホンダ純正の新品でしたが車種不明の売れ残りの為に激安でした。
コレだけ太さが違いますからチカラの逃げも全然違います。
インナーワイヤーの太さもアカラサマに全然違いますね。
倍くらいの太さがありますよね。
コンなワイヤーが新品で100円とはアップガレージ最高です♪♪♪www。
まぁ当然ですけどBSAにポン付け出来る筈はなく
長さを合わせて切って ドラム側はアダプターを製作して
レバー側も差込の太さのツジツマを合わせて
太鼓サイズも違うので太鼓を移植してと
面倒な加工はイロイロと必要なのですけれども
純正よりも高性能なブレーキワイヤーが100円で手に入るのですから
手間を惜しまずアップガレージに感謝です♪♪♪
出来上がったブレーキワイヤーの調子をみがてら
試運転でコチラへ
そうですよ
第三土曜日の夜は滑走路の横へ集合ですよ♪♪♪
寒いのに「逝カレたバイク乗り」が集まっておりましたwww。
ジャンルレス ボーダーレス
バイクやクルマが好きならば乗ってすらいなくてもOKwww。
そんな「集い」が第三土曜のナイトクルーズ
また来月♪♪♪
スパロケちゃんのブレーキは交換前とは雲泥の差
でもまだシューのアタリが甘いみたいで調整の余地アリアリ。
「キチンと効くドラムブレーキ」にするには
まだまだイロイロとやらないとアカンことがありますな。
まぁボチボチと仕上げて行きますわ。