No!!NUKES!! 少々不便でも我慢するさ。金と引換えに下を向いて「ブツブツ」とイイワケを呟くのはゴメンだ。名無しでしか粋がれないような臆病者なら端から出シャバったりしねェよ。声にすべき事を声に出し、叫ばねばならないコトを叫ぶ。真っ直ぐ前を向いて胸を張って心豊かな人生をおくりたいだけさ。
2016年10月20日木曜日
#02 違いの分かる男のビッグエレファント 由良拓也 BIG ELEPHANT MOONCRAFT ムーンクラフト
ちょっと時間が開いてしまいましたが時間を作ってゴソゴソと進めておりました。
違いの分かる男の話はコチラで・・・www。
http://funnycustom.blogspot.jp/2016/07/big-elephant.html
とりあえず裸にして30年以上に渡ってコビリついた油汚れを落としました。
小さいから丸洗いですwww。
とりあえずキャブのオーバーホール
調整するトコも無いので洗って終了www。
リコイル引くもプスリとも言わない。
プラグをみると火が飛んでいない。
プラグコードやプラグキャップやプラグを交換してみてもダメ
コリャあチョッと厄介だぞ・・・。
フライホイールの下にポイントやマグネトーユニットがある筈だが
コンな小さなフラマグ外す専用工具なんて無い。
普通のプーラーでは割れちゃうよ。
以前にソレらしきモノで外そうとして欠からかした形跡がある。
無ければ作るしかないか・・・。
ナンとか外せました・・・。
フィンが一部割れてる・・・。
プーラーかけて割っちゃったンだろねぇ・・・。
「新車で買ってエンジンは一度もさわっていない」
って言ってたけど明らかに開けようとした形跡がある。
ヒョっとしてEgは中古を使っていたのか?
車体は新造かもしれないけど
Egは中古の芝刈り機などからギッてきた中古を使った
っていう可能性もあるな。
やっとポイントにアクセスするコトが出来た。
デロデロなのを綺麗に洗って接点ゴリゴリ磨いて
リコイル組んで
コレがいがいとややこやしい・・・www。
組み上げ始動を試みるもまだ火が飛ばない・・・。
コイルかコンデンサーか・・・。
コンなコイルなんか無ェよなぁ・・・。
もちろんコンデンサーも無いけど・・・。
もう一度分解・・・。
ダストブーツ付け忘れた・・・(><)
コンデンサーはC100用のを加工して流用した。
左側のステーが折れてるのが元々の純正
右のハンダ付けしてあるのがC100用改
チョッと長さが違うけど上手くつくかな?
上手くいきそう
欠けてる・・・。
曲ってる。
明らかに開けようとした形跡
対角線上に曲ってるから2つ爪プーラーをかけて無理したな。
マフラーは割れてしまってる。
バックリとクチが開いてる。
蠟付けで直しました。
クラッチ側も点検
クラッチカバー開けるのにスプロケ外さないとアカン。
プーラーはGMのパワステポンプのプーリーを外す特殊工具
元アメ車屋ですからねwww。
プーラーのプッシュ部分が合わんのでボルトを削って制作
こういうトキに旋盤があるとシュシュシュっと削ってOKなんだろうけど
ウチには旋盤は無いので電気ドリルとグラインダーでゴリゴリ削る。
とりあえずスプロケットは無事外れました。
クラッチカバーを御開帳
クラッチシューはタップリあったので
掃除して組みなおして終わり。
マフラーは手作りなんだそうだが非常に作りがざつ・・・。
コレでは排気は漏れ漏れ垂れ流しだわね。
ココらもチョッとコレではなぁ・・・。
キッチリと溶接し直して整形してと・・・。
最初よりかダイブとマシやろ。
一応インローにはなってるし。
あれ?ナンかオカシイな・・・。
チョッ!おまっ!!フレーム折れとるやん!!!(@@)
あららら・・・(><)
バックリ・・・。
肉薄いなぁ・・・。
ここガムテープで隠してあったけど穴あいとるやん・・・(汗
う~ん・・・。
とりあえずくっ付ける。
アセチレンで溶接して蠟付けで補強
まぁ コレでダイジョブやろ・・・。
ブレーキは締め付けのバンドが硬化してて
カックンブレーキで危険だったので新品に交換
が、イロイロと細かく違うのでツジツマをあわせる。
ココが違うので部品を入れ替える。
リベットで留まってるからグラインダーで削ってピンを叩き抜いて
再びピンを刺して溶接で固定
コンな感ぢで交換完了。
組みつけてワイヤーも新品に交換して
ブレーキのリフレッシュは完了。
曲っていたマフラーの吊りステーも作り直した。
全てを組みつけて完成
コンデンサーの移植も上手く行き火花バチバチ
Egも無事始動した。
コイルぢゃなくて良かったわ~。
小学二年生の甥っ子がまたがってコンな感ぢ
大人が乗るとウンコすわりしながら
またぐらに挟んで運転するみたいな姿勢になる。
ハンドルを膝ではさんで真っ直ぐ走るにはまだイイが
曲るのが怖い・・・www。
クルマに積んで試乗コースへ
とりあえず走って曲って止まるコトは出来るようになった。
あとはドコまで仕上げるかをオーナーさんと相談する。
実働状態のビッグエレファントが目の前にある。
ソレを弄った。
ソレに乗った。
チョッと感動。
世界中でいったい何台存在し
そのウチの何台が実働可能だろうか。
ヒョッとしてコレ1台ダケかもしれない。
残存自体も・・・。
日本のミニバイクの祖
いや世界のミニバイクの祖か
「ビッグエレファント」
まさしく日本のバイク史にビックな足跡を残したオートバイである。
知ってるヒトは少ないけど・・・www。
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