自己の責任を検証し自覚し反省し改めるコトでしか世界は変えられない
「京都大学原子炉実験所助教 小出裕章先生」
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ドイツは徹底的にナチスというものの歴史を
自分たちで考え直して
それを清算しようとして戦後生きてきた。
日本はかつての戦争について
「本当に反省したのか」といえば
私から見れば「全然していない」と。
戦争が終わってしまって
多くの日本人は「自分たちは騙された」と
きっと思ったと思いますが
「騙された」というなら
「なぜ騙されたのか」を
きちっと自分に問わなければいけないけれども
それを問わなかった
日本人は自らを検証して反省して
考えを改め変えてより良い方向に進めていくというプロセスを嫌がる。
まず最初に
「自らが間違っていたのではないか?」
というような思考にはならない。
誰かを悪者に仕立て上げたところで
自らの反省が無ければ何度でも同じコトを繰り返す。
自己の責任を検証し自覚し反省し改めるコトから始めなければ
過ちは何度でも繰り返される。
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