2011年10月18日火曜日

原子力という「パンドラの箱」を開けた以上は その後始末をしなければならない




「国家のために何ができるかを考えた時、それしか浮かばない」

帰郷の望みは捨て、
原発周辺の汚染地帯を高レベル放射性廃棄物の最終処分場にすべきだ
ここより危険な地域はどこにもない以上、
狭い国土全体にリスクを分散させるわけにはいかない

原発から出る「核のごみ」はガラスと一緒に固めて
ステンレス製の容器に密封し、
地下300メートル以上の地中に埋めることになっている。
それでも、放射能が危険レベル以下に下がるには10万年かかる

国を守るためなら、
そのまま最終処分場になってもやむを得ない

核のごみ捨て場にしてはならない
国の責任で除染に取り組むのが先で、
それもやらないうちから『帰れない』と言うのはあまりに理不尽

10年や20年かかっても、思い出が詰まった故郷に帰りたい。
そこを核の墓場にするというのは、あまりに残酷すぎる

「国策に翻弄された福島の被災者に、
最終処分場まで押しつけるなどとんでもない」という思いは強い。

だが、原子力という「パンドラの箱」を開けた以上、
その後始末をしなければならないという現実も、直視する必要がある。

今、国民に求められているのは、
この深刻な課題に皆で向き合い、真剣に考えることだ。

私も国民の一人として、そうしていきたいと思っている。



「隠蔽された福島県の放射能データ 雨による汚染」

除染しても無駄。
後から後から放射能は降り注ぐ。


「倉庫には放射性被曝焼却灰の巨大な袋が1300個」


「雨が降る度に被曝落ち葉や土砂が流れ込み放射線量が再上昇」

福島駅前の側溝では14μsv/hを超える線量が計測されています。


「除染という言葉が眉唾物だということが明らかになりつつある」

降下した放射性物質の7割が潜む東日本の山林などは
現実的に除染が不可能。
山の土をすべて掘り返すなど、どだい無理な話だし、
さらに、高い線量の下草や腐葉土などをかき集めても、
今度はそれをどこに保管するかが大問題になる

しかも、回収した落ち葉は燃やすことができない

落ち葉たきなどはもってのほか。
放射性物質が煙の微粒子と結びついて汚染が広がります。
このように、煮ても焼いても食えない上に、
半減期が数十年から数百万年もある放射性物質は、
とてつもなく処理が困難なのです。

今、多くの自治体では
一般家庭から出る落ち葉や伐採樹木の収集を中止し始めているようですが、
集めても焼却できないのだから、それも当然のことでしょう。

それどころか、この状況はもっと深刻化し、
線量が高まった地域では、
通常ならば焼却されるゴミ類まで引き取らないという事態も出てくるかもしれません。

つまり、東日本のゴミ収集や清掃事業が
今冬中に機能マヒする危険性が強まっている。


日本原子力技術開発機構は
除染利権で70億円も抜いているらしいですよ。

「石巻の瓦礫処理で鹿島建設が1923億6千万円」

利権利権利権リケンリケンリケン金金金カネカネカネ
子供が死のうがヒトが死のうが
オレが責任を取るワケではないから知ったコトではない。
ソンなコトより利権利権利権リケンリケンリケン金金金カネカネカネ
クニがヤルって言ってるからやるだけ。
オレが責められる筋合いでは無いよ。
ソンなコトより利権利権利権リケンリケンリケン金金金カネカネカネ


どうにもならない現実を説明する責任が国にも東京電力にもマスコミにもある。

ICRPは100ミリシーベルト以下であっても、
線量とその影響の発生率に比例関係があるとして、
低線量被ばくで健康被害が出ることを認め、防護対策をとるよう勧めている。

だが、国は口先ばかりで具体的には何の対策もとっていない

そればかりか、規制を更に緩めようとしている。

いよいよ“避難する権利”すらも行使できなくなる。
国は避難費用などの賠償額を少なくする為に必死だ。

被ばく問題の解決抜きには、みんなの気持ちは一つにならず、
一向に復興に向かわない。













0 件のコメント:

コメントを投稿