2011年7月7日木曜日

LAPUTA





ツイッターで拾ったツブヤキ

映画監督:宮崎駿

「自然は大切です」とか「宇宙船地球号」とかね、そういう甘い言葉で括れるほど単純な問題ではないんです。人間というものの存在の本質の中に、どこかで自分たち以外の生物を虐殺したり、生け贄にしたり、勝手に色々作り変えたりしながら、それが文化であったり文明であったりするわけです。

森と闇が強い時代には、光は光明そのものだったのでしょう。でも、人間のほうが強くなって光ばかりになると、闇もたいせつなんだと気がつくわけです。

世の中には悪いやつが必ずいて、そいつをやっつければ、この世はよくなるという考え方、あれは、もうやめようと思っているんです。そうじゃなくて、こうなったのは、みんなで一緒にやっちゃったんだというふうに思わないと、なにも道は生み出せないと思う。

人間の欲望はコントロールしないといけないんです。人間の欲望を増大していっていいんだという考え方は、地球が有限であるということがわかった瞬間から、変わるはずなんですよ。

自然現象のなかで、この国を作ってきたわけですから、そのこと自体でぼくらは絶望する必要はない。

チェルノブイリの住人は被曝していると言われても、他に知っている土地はないし、その場で暮らし続けて、この芋は汚染されてるんだよって、笑いながらそれを食べるという生活をしていた。あれが我々の未来図。

正義の数なんて死ぬほどあるんですよね、本当に。みんなが正義を口にしはじめたら、一番やばいときになっているなと思ったほうがいいと思うんです。そのときに、じゃあ自分はどういうふうに生きれるのかと問われると、それは途方に暮れますというふうにしか、とりあえず言う言葉がないんです。

私たちの島は、繰りかえし繰りかえし、地震と火山と台風と津波に襲われてきた島です。それでも、この島は自然の豊かな恵まれた島だと思います。多くの困難や苦しみはあっても、もう一度、人が住む、もっとより美しい島にしていく努力をする甲斐のある土地だとぼくは思っています。

メチャクチャな時代にも、いいことや、ドキドキすることはちゃんとある。

人間はいつも、いつも「自分たちがこれからどうやるのか」ということを考えて生きていくしかない。それしか道はないんですね。それが「生きろ」ということですから。

才能とは、情熱を持続させる能力のこと。

誰かを楽しませなければ生きている意味がない。

あなたは消費者になってはいけない。生産する者になりなさい。

ぼくは、子供のときから自分がラクな思いをして育ったっていう自責の念をずうっと持っていたんです

地球全体の歴史から見れば、人間の問題なんて流行の風邪みたいなものですからね。

人生そうたいしたことは起こらないって決めて生きれば、ずいぶん気がラクですよ。それでも生きるに値することってあるんです。ワクワクすることも出てくる。そんなに先のことが見えないと生きられないのか問いたいですね。これまでだって、先なんか見えた試しがない。

日本は”最大の被害”を何度も経験している島だが、すぐ忘れてしまう。自分たちが大自然の中で生きていることを改めて思い知ることになる











土に根をおろし、風と共に生きよう。
種と共に冬を越え、鳥と共に春をうたおう。
どんなに恐ろしい武器を持っても、 たくさんのかわいそうなロボットを操っても
土から 離れては生きられないのよ!!!

シータ:by天空の城ラピュタ



人間がゴミのようだ

ラピュタは滅びぬ
何度でもよみがえるさ
ラピュタの力こそ人類の夢だからだ

ムスカ:by天空の城ラピュタ



多すぎる火は何も生みはせん
火は一日で森を灰にするが 水と風は100年かけて森を育てる。

風の谷の古老:by風の谷のナウシカ













0 件のコメント:

コメントを投稿