2013年9月12日木曜日

東日本大震災の時に福島第一原子力発電所の1号機原子炉建屋内部に居た作業員の方が癌で亡くなられたそうです








「福島第1元作業員の遺言」

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201309/0006327170.shtml


彼は生前受けた報道ステーションの取材で

「激しい揺れに見まわれたのは
原子炉建屋の炉心からわずか10mほどの距離だった」

「天井からドサッ!っと埃でもう本当に全然前が見えなかった」

と語っている。


炉心からわずか10mほどの距離の数十年に渡って溜まった埃。

ドレだけ汚染されていただろうか・・・。

ソレをおもいっきり吸い込んだワケだよね。


全身を癌で侵され 肺もやられて 苦しかっただろう。

オレはオヤジを癌で無くしてるんだけれど

癌はね、ホンとに死ぬ間際まで辛いんよ。
ガリガリに痩せ細って骨と皮だけになってね。

苦しんで苦しんで死んでいくんだわ。



彼は長年原発に従事して来た。
だから福島第一原子力発電所爆発事故だけが原因ではないだろう。

だがコレだけは確実に言える。

彼が寿命を全う出来なかった原因は原発にある。


「あちこちで原発を造ったから、事故が起きて罪悪感みたいなものもある」

「最後はこのざまだ」

彼は死ぬ前にそう語っていたそうだ。


事故のコトや原発のずさんな施工のコトを語ろうと思ったのは
せめてもの罪滅ぼしだと思ったからなのだろうか・・・。


死を悟ったニンゲンのコトバには真実の重みがある。




















0 件のコメント:

コメントを投稿