2012年10月22日月曜日

人間が20秒で死ぬ

 

人間が20秒で死ぬ

「ガラス固化体」管理は10万年!?〈週刊朝日〉

日本学術会議が高レベル放射性廃棄物をパックしたガラス固化体の
地層処分の見直しを提言し、原子力委員会に報告した。

早稲田大学国際教養学部教授の池田 清彦氏はそのニュースを聞いて、
学術会議も
ようやくまともなことを言い出したという想いと、
人類は10万年も先まで生存しているのだろうか
という想いが錯綜し ちょっと複雑な気持ちになったという。

御承知の方も多いと思うが、
ガラス固化体は使用済み核燃料を再処理する際に必ず生産されるもので、
極めて強い放射能を有し、
そのすぐそばに人間が立つと約20秒で致死量の放射線を浴びる
というすさまじい物体だ。

現時点までに 
日本国内の原発で使用された核燃料をすべて再処理した場合、
約2万6000本のガ ラス固化体になると推定される。

問題はガラス固化体の放射能は
10万年経たないと安全なレベルにならない点だ。

そこで30~50年ほど冷却しながら保管したあとで、
地下300メートル 以深の地層に埋めてしまおうというのが地層処分だ。

しかし、地震のみならず、火山大国日本で、
10万年も安定した地層を探すことは不可能であり、
別の方法を考えろと学術会議は言っているわけだけれど、
別の方法はあるかと言うと、どう考えてもないんだよね。

原発を動かす限り、
放射性廃棄物はどんどん蓄積し、
未来世代は膨大な国の借金のみならず、
膨大な量の放射性廃棄物に悩まされる 
ことになりそうだ。

借金は ハイパーインフレを起こせばチャラにできるが、
放射性廃棄物には
いかなる手段をもってしても
チャラにできない。

日本の政策を決定する議員や官僚は、
今さえ凌げれば 
後は野となれ山となれと思っているのであろう。

それにしても
10万年も管理しなければ
安全にならない装置って、
いったい何なんだろう。

現生人類はわずか1万年。

化学燃料を大量に使い出してから200年しか経っていない。

10万年とは言わず、
1万年後のガラス固化体の面倒を誰が見るのだろう。


自民党も民主党も電力会社もまず間違いなく消滅していると思いますがね。




Yahooニュースは速攻で消されるので
非常に重要な内容なのでコピーしておきます。

この使用済燃料を精製してガラス固化体に加工するのが
六ヶ所村の再処理施設なのだが
いまだにマトモに稼動していないばかりか
ガラス固化体製造技術が全く未熟であることが明らかになっている。


http://www.cnic.jp/modules/smartsection/item.php?itemid=134


あなたはコレでも
原発動かすべきだと思ますか?



















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