2011年12月22日木曜日

今、我々がココに居られるのは奇跡だと自覚せよ!!!





記事を読んで、オレは血の気が引いたよ。


「首都圏3000万人の避難回避も福島第2原発の爆発回避も奇跡だった」

現地視察した国際原子力機関(IAEA)調査団は、
「奇跡」という言葉を持ち出してねぎらった。

「もし発生が翌日の土曜日だったらと思うとぞっとする」
福島第2原発の増田尚宏所長は証言した。

福島第1原発の4号機の使用済み核燃料プールは
溶融直前に4号機内で起きた水素爆発の衝撃で
核燃料プール横の別なプールの水が偶然に流れ込み危機を免れた。

首都圏の3000万人が避難を強いられる目前だった。

福島第1原発の2号機では、
隣接する1号機の水素爆発の衝撃で
原子炉建屋の窓が偶然開いたことで水素が排気されて
建屋内の爆発が回避された。


もし4号機プールが空だきになって、2号機も爆発していたら、
日本は終わっていた。



「玄海原発の原子炉の鋼材は不純物だらけでヤバい」

「玄海原発1号炉は、日本一危険な原子炉」

原子炉は、常に炉心から放出される中性子が炉壁に当たっている。
金属は中性子を浴びると粘りが無くなり硬く脆くなり
急激な温度差を与えるとパリンと割れる。

放射線脆性遷移温度は、
1976年に35℃だったのが、1980年には37℃に 
1993年には56℃になり
2009年の検査結果では、ついに98℃にまでなってしまった。
98℃って沸騰したお湯の温度だろ???

沸騰しているお湯の温度までしか冷やさなくても
パリン!!って割れてしまう危険を秘めている。

しかも、ソレは2009年の話し。

今はもう既にアト何日かで2011年も終わろうとしている。

放射線脆性は2009年から更に何段階も進んでいるのは間違い無い。

さて、事故がおきました、電源も喪失しました。
冷却水が沸騰してきました。
でも、温度を急激には下げられません。

いったいドーなるのだろうか。

ナベでグツグツとお湯が沸き立っているのに
急には火を止められないのだよ。

九電は、「運転中は温度は急激に下がらないから大丈夫♪♪♪」
とかって、ワケのワカランイイワケを言っている。

アホか!!!

原子炉が正規の方法ではコントロール出来なくなった時に、
如何にして冷温停止させるコトが出来るかが
安全か危険かの分かれ目だろーがよ。

緊急時には早急に温度を下げるコトが急務であるコトは
福島第一の事故で証明されている。

福島第一の事故でも非常用復水機を停止させたのは
急冷による原子炉の破損を恐れたから

なんて話しも出てるよね

冷却水が沸騰するような温度を保ちながら
冷却水を減らさずに徐々に水温をコントロールするコトが
ブラックアウトしたような緊急時に問題なく可能である。 
と思える自信はドコから来るのだろう。

しかも、
玄海原発1号機の原子炉は
放射線脆性にさらに輪をかけてマズイ事実が発覚している。

玄海原発の原子炉は、
建設当時の製鉄技術のレベルが今よりも低くて
材料の鋼材は不純物だらけで、
現代の技術で精錬された鋼材よりも
レベルの低い鋼材が使われているンだそうですよ。

今現在、玄海原発は、
簡単にひび割れ、破断してしまう恐れが高い状態にある。

緊急時に冷却すると圧力容器が損傷する。

緊急時になっても緊急に冷却が出来ない。

実は、メルトダウンした福島第1原発より、停止した浜岡原発より、
玄海1号炉の方がはるかに危険性が高いのである。



ソレを知ってても無関心を気取れるんか???

オマエらよ。

ソレを知ってもまだ無関心を気取るんか???
オマエらはよ。






























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