2011年7月6日水曜日

As planned.






「工程表は、ほぼ予定通りに進捗している」

東京電力の武藤栄副社長(原子力・立地本部長)は、
6月17日の記者会見で、そう言い放った。

燃料貯蔵プールの冷却と原子炉内の冷却とは次元が違う。

未だメルトダウン(メルトスルー)した燃料の現況は把握してないし、
原子炉の底が抜けてしまっているのだから、
原子炉の循環冷却など不可能だ。

メルトダウン(メルトスルー)した核燃料を冷やすために
大量に注水されてきた水が、
超高濃度汚染水へと変わり溢れ出す。

超高濃度汚染水が溢れ出せば、
土壌、地下水、海洋の汚染が劇的に悪化する。
そのうえ、超高濃度汚染水には人間が近寄ることができない。


このままでは、作業員の被曝線量限度を超え、作業出来るモノが居なくなる。

「工程表達成」というメンツに固執する政府や東電。

幾ら作業員が桁違いの被曝をうけながら命を懸けても

ソレが政府や東電のメンツの為の無駄な被曝だとしたら

自分の命を賭けてまでも放射能と戦うことなど出来ないだろう。





















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